AIっぽい文章を自分の言葉に直す|私が気になったAIの癖と運用ルール

こんにちは、のた(@Nor21011)です。

AIで文章を書いていると、内容自体は悪くないのに、言い回しがどこかAIっぽくて引っかかる。そんな経験はないでしょうか。私はあります。AIに書いてもらった文章を読み返していて、内容は合っているのに「これを自分の記事として出すのは違うな」と手が止まることが、何度かありました。意味は通っているし、誤字もない。それでも、自分が書いた文章として読み返すと「なんかこれ、自分の言葉じゃないな」と感じる箇所が出てきます。

私は普段Claudeで文章を書いていますが、この記事はClaudeに限った話ではなく、ツールが何であっても使える内容です。先に方向性だけ伝えておくと、これは「この表現は全部消しましょう」という話ではありません。自分が違和感を持つ表現を見つけて、自分の言葉に戻すための話です。この記事では、私が実際に「これは自分の言葉じゃない」と感じたAIの癖を3つ出していきます。

目次

そもそもAIの文章はかなり自然、でも細部に癖が残る

最初に立場をはっきりさせておきます。これはAIの文章をけなす記事ではありません。

最近のAIが書く文章は、かなり自然です。特にClaudeは自然だと、私自身が感じています。一文一文の完成度は高くて、基本的には手を入れなくても読める文章が出てきます。だからこそ、細かい違和感が残ったときに、その部分がかえって目立ちます。同じように感じている人はいるようで、SNSでも「Claudeの文章は人間っぽい」という声を時々見かけます。

それでも、細かいところで気になる癖が残ります。文章として間違っているわけではない。ただ、自分の言葉の感覚に照らすと「ここは自分なら書かないな」という言い回しが、ちらほら混ざってくる。だから私は、出てきた文章をそのまま使うのではなく、気になった箇所を都度直しています。

ここから先は、その「気になった箇所」を具体的に出していきます。私が実際にどこで引っかかって、どう処理しているかの実例です。

自分が気になったAIの癖と、その運用ルール

私が気になっているAIの癖を、違和感の強い順に3つ挙げます。それぞれ「どんな癖か→なぜ気になったか→どう直しているか」の順で書きます。なお、これらは私が膨大な失敗を重ねて編み出したものではありません。運用ルールというとかっこよく聞こえますが、実際は読み返して気になったところを直す、それを繰り返しているだけです。AIは基本的に自然なので、そのつど気になった箇所に手を入れている、という程度のものです。

癖A:「〇〇はこうです。」と一度受けてから説明に入る

いちばん違和感が強いのがこれです。

何かを具体例で説明するとき、AIは「例えばこうです。朝の通勤時間に〜」のように、まず「例えばこうです。」と受けの一文を置いてから、本題の説明に入ることが多いです。文として間違ってはいません。ただ、私はこの書き方がどうにも気になります。

なぜかというと、ブログでもニュース記事でも、こういう「一度受けてから入る」書き方をあまり見ないからです。講義のような口頭の場面でも、そこまで頻繁には出てきません。それなのにAIは、ClaudeでもChatGPTでも共通してこの形を多用します。私にはこれが、AIの指紋のように見えてしまいます。少なくとも、自分の言葉ではない。

なので私は、その受けの一文を消して、説明にそのまま入るようにしています。「例えばこうです。朝の通勤時間に〜」ではなく、「例えば、朝の通勤時間に〜」と書き始める。「例えばこうです。」をひと言消して「例えば、」に変えるだけですが、受けを挟まないぶん、ぐっと自分の文章に近づきます。

癖B:「〜なんですよね」という馴れ馴れしい語尾

2つ目は、語尾です。

AIは「〜なんですよね」「〜なんです」といった、親しみのある語尾をよく使います。距離を縮めようとしているのは分かります。ただ、私はこれが地の文に出てくると気になります。

理由は、この語尾を使う場面が限られているからです。「〜なんですよね」は、親しい相手とのチャットや、面と向かった会話でしか普段使いません。まだ関係ができていない、初めて記事を読む人も含めた読者全体に向けて使うには、少し馴れ馴れしく、人によっては失礼に感じられるかもしれません。

なので私は、これらの語尾を素直なです・ます調に置き換えています。「便利なんですよね」なら「便利です」に直す。それだけで、距離感が落ち着きます。

癖C:「ひとつ・ふたつ」のままの列挙

3つ目は、列挙のときの数え方です。

AIに何かを並べてもらうと、「ひとつは〇〇、ふたつめは……」と、ひらがなで数える形がそのまま出てきます。これは癖というには弱いのですが、ブログの文章として読むと気になることがあります。

「ひとつ・ふたつ」という言葉自体は、私も普通に使います。問題は使い分けです。ブログで項目を並べるなら、「1:〇〇」と数字を立てたほうが、目で追いやすい場面が多いです。状況によっては「1つ目・2つ目」とアラビア数字を混ぜたほうが読みやすいこともあります。この使い分けをせず、どんな場面でも「ひとつ・ふたつ」で押し通していると、それがAIっぽさになります。

なので私は、気になったときは「ひとつ・ふたつ」を「1つ目・2つ目」に直すようにしています。たとえば「方法はふたつあって」とあれば「方法は2つあって」と書き換える、という程度です。固定のルールというより、読み返して引っかかった表記を、その都度読みやすいほうに直している感じです。

ここまで3つ挙げてきましたが、これはあくまで私が気になった箇所です。私の場合はこう感じて、こう直している、というだけの話です。

これは正解集ではありません。自分の言葉の感覚で見つける話

ここまで挙げてきたルールは、全部「私の場合」です。

文体の好みは人それぞれです。私が気になった「受けの一文」も、人によっては読みやすいと感じるかもしれません。「〜なんですよね」を親しみとして歓迎する読者もいるでしょう。つまり、ここまで挙げたAからCは、万人にとっての正解ではありません。私の言葉の感覚に照らして引っかかった、というだけのものです。

だから、この記事でいちばん伝えたいのはルールの中身ではありません。大事なのは、他人の違和感や感性で作られたルールをそっくり真似ることではなく、自分の言葉の感覚に照らして、AIの癖を自分で見つけて直していくことです。

やり方はシンプルです。AIが出した文章を読み返して、「自分ならこう書かないな」と引っかかった箇所に印をつける。なぜ引っかかったのかを一言で言葉にしてみる。そして自分なりの直し方を決める。これを1つずつ積み重ねていくと、自分専用のルールができていきます。私のAからCも、そうやってできたものです。

なので、この記事の持ち帰り方は2通りあっていいと思っています。私のルールをそのまま参考にしてもいいし、「自分の感覚で探せばいいのか」という視点だけ持って帰ってもいい。どちらでも、AIっぽさは自分の言葉に近づいていきます。

もし迷ったら、1記事につき1つで十分です。読み返して「自分なら言わないな」と感じた表現を1つだけ拾って、次回からの自分のルールにする。最初から完璧に直そうとするより、そうやって少しずつ積み重ねるほうが、無理なく続けられます。

まとめ

AIの文章は基本的に自然です。それでも細部には癖が残るので、私は気になった箇所を都度直しています。ただ、いちばん伝えたいのは個々のルールではなく、自分の言葉の感覚でAIの癖を見つけて直していく、という姿勢のほうです。

私自身、文体を完璧に決められているわけではありません。それでも「これは自分の言葉じゃないな」と気づける箇所は、少しずつ増えてきました。だから、今日からできることとしては、1記事につき1つで構いません。読み返して引っかかった表現を1つ拾って、自分用のルールにしていく。そうやって少しずつ積み重ねていけば、AIっぽかった文章も、少しずつ自分の言葉に近づいていきます。

AIっぽい文章を自分の言葉に直す
自分の言葉でチェックして、
違和感を見つける
私が気になった癖は、たとえばこの3つ(あくまで私の場合)
A
「例えばこうです。」と一度受けてから説明に入る
受けを消して「例えば、」と本題から書く
B
「〜なんですよね」という馴れ馴れしい語尾
素直なです・ます調に戻す
C
「ひとつ・ふたつ」のままの列挙
「1つ目・2つ目」に書き分ける
このA・B・Cは、あくまで私の言葉の感覚で引っかかった例。
大事なのは、自分が引っかかった表現を1つずつ自分の言葉に戻すことです。まずは次の1本で、気になった表現を1つ拾うところから。

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今回は細かい言い回しの話でした。ただ、AIで文章を書いていて困るのは、言い回しだけではありません。一文一文は上手いのに、通して読むと「で、何が言いたいの?」となる。そんな別の壁もあります。これは言い回しよりもう一段深い、論理の渡し方の話です。その話は別の記事にまとめているので、興味があればあわせて読んでみてください。

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この記事を書いた人

AIをガチで使い倒しているウルフ系ブロガー、のたです。
毎日Claude・ChatGPT・Geminiを使いながら、「AIで何ができるか」を実験中。
このブログでは、実際に使って感じたことをそのまま書いています。

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