こんにちは、のた(@Nor21011)です。
数年前、私はブログに挫折しました。書くのに何時間もかかり、ネタも尽き、気づけば更新が止まっていました。
それが今、「一人で書くこと」をやめたことで、週2〜3本のペースで書けています。これを可能にしたのがAIの存在です。ただし、私の哲学としてAIに書かせるのではなく、AIと一緒に書く。これが過去に挫折した私を再起させた方法です。
この記事では、私がブログ運営で実践している戦略・ツール・コストを包み隠さずまとめました。
ブログが続かなかった3つの理由
理由1:雑記ブログで戦略を立てなかった
雑記ブログだから何を書いてもいいと軽く考えていましたが、逆にカテゴリの枠が定まらず迷走しました。結果的に素人が手を出すべきではないお金・投資などYMYL(Your Money or Your Life)領域にも踏み込み、投資法の記事を書いたこともあります。実際に投資の実践はしていましたが、本やYouTubeで紹介されている内容の二番煎じでしかなく、資産形成中の一般人かつ投資経験も数年程度の自分が書いて、誰の役に立つのか。書いた後にすごく恥ずかしくなりました。読んでくださった方に申し訳ない気持ちでいっぱいになったのを覚えています。
他にも、楽天ポイントの獲得倍率をアップさせるための小技記事も書きました。当時は役に立つ情報でしたが、後に改悪されて、書いた内容が意味をなさなくなった経験があります。本来であれば情報が古くなったら削除すべきですが、労力をかけて書いた記事だったので消すことができませんでした。結果として、無価値化した記事だけが残りました。
こうして振り返ると、誰の役にも立たない記事や、価値を失っても残し続けた記事ばかり。戦略を立てずに「とりあえず書く」を続けた結果が、軸のないブログとして表れていたのだと思います。
理由2:ネタが尽きた
戦略がないので、その時に書きたいと思った記事をその場のノリで書いていました。1記事1記事に全力投球した結果、当然ネタはすぐ尽きる。それでも無理やりひねり出すうちに、だんだん苦しくなって更新がストップしました。
理由3:時間がかかりすぎた
1記事を仕上げるのに毎日2〜3時間かけて、週1本がやっと。本業との両立で自由時間がまるでなくなり、「なんのためにやっているんだろう」と思うようになりました。継続そのものが苦痛になった瞬間です。
挫折したブログをAIで再開できた理由
過去にブログに挫折したのは、戦略不足やネタ切れが要因の一つではありますが、本当の原因ではないと思っています。
頭の中で戦略やネタを考えることは苦手じゃない。ただ、そのアイデアを形にしていくのが苦手だったんです。
本業ではチームがあり、相談相手がいて、経験で勘所もある。だから難なくアイデアを形にすることができる。しかし、ブログは違います。一人で考え続けるしかなく、何が正解かもわからない。考えすぎて手が止まる。これが過去の私の挫折の真の原因でした。
AIは私の相談相手になってくれます。一人で考え込んで止まっていた思考をAIが再び動かしてくれる。形にしていく作業も、AIがサポートしてくれる。だから書き始められるし、途中で行き詰まっても解消に向けてAIが知恵を貸してくれます。
ブログ運営で一番怖いのは、手詰まりになること。AIと一緒なら、その手詰まりは必ず解消できます。これが過去に挫折した私を再起させた、本当の理由です。
AI×ブログ運営の道具選び
ブログ運営の道具は色々ありますが、私はWordPress+Claude+ChatGPTを選びました。
なぜブログサービスじゃなくWordPress?
過去のブログ運営でもWordPressを使っていたので、安心感があったというのが一番大きいです。結局WordPressに戻ってきたのは、HTML・CSSを勉強した経験からAI(特にClaude Code)との相性が良いと感じたこと、そして自分のプラットフォームを資産として持ちたかったことも理由です。
なぜClaudeメイン+ChatGPT併用?
メインにClaudeを選んだ理由はシンプルで、壁打ち相手として圧倒的に優秀だったから。3つのAIを比較した詳細は別記事「ChatGPT・Claude・Gemini、結局どれを使えばいい?【2026年版】」にまとめています。
ChatGPTは公開前チェック役として併用しています。Claudeとの壁打ちで深く考え込むほど、自分の中で論理が通っているように錯覚しがち。第三者目線で読んでくれるChatGPTがロジックの飛躍や読者目線でのわかりにくさを指摘してくれます。Claude+私=作成者、ChatGPT=審査者、私=最終承認者という役割分担で、独りよがりにならない記事を目指しています。
「AIに書かせる」と「AIと書く」は別物
AIでブログを書くと聞くと、「楽して量産」を連想する人が多いと思います。でも私のスタンスは違います。
「AIに書かせる」では届かない
AIは確かに高速で文章を生成してくれます。テーマを投げれば、それらしい記事が数分で出来上がる。ただ、それで本当に読んでくれた方に価値を提供できるのか。私は疑問でした。AIが生成した文章には、書き手の経験も、考えも、思いも乗っていません。検索すれば似たような情報がいくらでも出てくる中で、自分が書く意味はどこにあるのか。この問いに答えられないまま量産しても、読んでくださる方には届かないと思っています。
AIの本質に気づいた瞬間
私自身、本業でも生成AIを使っています。確かに生成AIは便利で素晴らしいツールですが、使う中で「AI使っても働く時間が減ってないな」と感じたことがあります。でも手放せない。楽になっているのは間違いない。時短ツールじゃないならAIは私の何を手伝ってくれているのだろうか。冷静に考えた時にたどり着いた答えが、「AIは、今までできなかったことをできるようにしてくれるパートナーである」でした。今まで諦めていたことができるようになり、できることの範囲が広がる。新しいことに挑戦してアウトプットの量や質も上がる。だから直接的な時短は感じられないだけで、確実に前進しているんです。
Claudeを止めた瞬間
私はClaudeと壁打ちを行いながらブログ記事の軸や構成を考えています。最初の記事を執筆していた時、粗方の構成が決まると、Claudeはすぐに「執筆に進みましょう」と話を進めようとしました。私はそこで止めました。
「どうして行き急ぐの?もっと深く議論をしなきゃダメ。無機質な量産ブログにはしたくないし、読んでくれた方に何の価値も提供できない。だから入念に壁打ちをして、質をあげたい。」と強く伝えました。Claudeはそこから問いかけ役に変わりました。「のたさんが本当に伝えたいことは何ですか?」と、私の中にあるものを引き出す対話に変わったんです。
正直、最初から整った表現や文章を作りきれていません。その代わり、雑でも考えや思いをClaudeにぶつけています。それを受けて、Claudeは本質を抜き出して言葉にしてくれる。壁打ちを重ねて、私のブログの方向性が鮮明になっていきました。
「AIと書く」とは、私の思いや思考を一緒に形にすること
私が大切にしているのは、核となる部分は必ず自分の頭で考えることです。何を伝えたいか、どんな価値を届けたいか。ここはAIには任せません。一方で、頭の中にある思いをうまく言葉にできない時、AIが私の意図を汲んで「こういう言い方はどうですか?」と提案してくれる。壁打ちを重ねるうちに、自分の思考や知識が鮮明になっていく。これが「AIと書く」感覚です。
実際の執筆フローも紹介します。①ネタを決め、②AIと壁打ちして記事の軸と構成を一緒に練り、③Claude Codeで初稿を書き、④AIにフィードバックをもらいながら推敲、⑤ChatGPTで第三者チェックを通して、⑥最終承認は自分で行う。AIに丸投げする工程は1つもありません。
これが「今までできなかったことができるようになる」
AIの本質は時短の要素もありますが、それ以上に今まで一人ではできなかったことができるようになることが大きいと私は考えています。一人では言葉にできなかった思いがAIとの対話で形になる、一人では立てられなかった戦略がAIとの壁打ちで明確にできる、一人では続けられなかったブログがAIと一緒なら続けられる。これが、過去に挫折した私を再起させた本当の理由です。
読んでくださる方に価値を提供したいという強い思いがあるので、AIを使っても記事作成には時間をかけます。これは私のブログ運営における信念であり哲学です。
AI×ブログ運営の現実(コストと時間)
ここからは包み隠さず、リアルな数字を共有します。
月のランニングコスト
私が現在ブログ運営にかけているコストは以下の通りです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| サーバー代(ConoHa WING) | 月1,000円(年12,000円) |
| Claude Pro | 月3,500円 |
| ChatGPT Plus | 月3,000円 |
| 月額合計 | 約7,500円 |
このほか初期費用として、WordPressテーマSWELLの買い切り17,600円があります。AI関連で月6,500円かかっていますが、私にとってこれは「AI相棒の維持費」。挫折せず続けられている事実を考えると、十分回収できている投資だと感じています。
1記事にかかる時間
これは過去のブログ運営とほぼ変わりません。ネタ決めから公開まで含めて、平均8〜10時間ほどかけています。早い時は6時間、長い時は15時間ほどです。
内訳は以下の通り。
| 工程 | 時間 |
|---|---|
| 壁打ち(Claude) | 約6時間 |
| 執筆(Claude Code) | 約1時間 |
| 推敲・チェック・画像準備(Claude+ChatGPT) | 約2時間 |
| WordPress清書・公開(Codex) | 約1時間 |
| 合計 | 約10時間 |
※WordPress自動反映ツールをCodexを使って自作し、投稿しています。
注目してほしいのは、壁打ちに6時間かけているところです。AIで時短されると思われがちですが、私の場合はむしろ「AIを使う前と同じ時間で、より深く・より質の高い記事を書く」ことに振り切っています。時短のためではなく、質を上げるためにAIを使う。これが私の言う「AIと書く」スタンスの実装です。
まとめ:挫折を繰り返さないために
最後に、正直なところを書いておきます。
私は今もまだ何の成功も収めていません。ブログはド赤字。続けられるかどうかも、継続の先に成果が得られるのかも、ブレずにやれるのかも、収益が出るのかも、不安は尽きません。今は赤字のこのブログを黒字にできるのかすら、正直まだ見えていません。
それでも書き続けられているのは、AIとの壁打ちで自分の思考が鮮明になっていく楽しさ、AIから学ぶ楽しさ、自分の言葉が形になっていく楽しさを、毎回味わえているからです。不安と同じくらい、いやそれ以上に、学びや知識という見返りがあると感じています。どうせやるなら楽しみながらやる。これが私のモットーです。楽しいと思えることが一番だと、私は信じています。
過去に挫折した私でも、AIと一緒なら週2〜3本のペースで書き続けられています。「自分にもできるかも」という根拠のない自信、それで十分です。AIという相棒と一緒に、楽しみながらチャレンジしてみませんか?

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