こんにちは、のた(@Nor21011)です。
私はAIと一緒にブログを書いています。ネタを決めるところから構成、本文の執筆まで、ほとんどの工程でAIと壁打ちをしています。
ブログで成果が出ないと、このやり方で合っているのか、自分で決めたことに対して疑いが生じることがあります。そこにAIから、やり方としてはまっとうな提案が来ると、なおさら迷います。
そういうときに私が何と突き合わせて決めているのか、AIの提案を前にして、自分で決めたことが揺らいだことがあるという方に向けて書いています。
結論:ブログの方針書を作り、確認できるようにしている
2つに分けて置いている
ブログを始めるときに決めた方針を書き留め、それと突き合わせることで、自分の立ち位置や方向性を保つようにしています。
私はブログを始めるにあたって、方針を書き留めたファイルと、記事の作成手順を考えたファイルを、それぞれ分けて管理しています。
方針書に書いてあるのは、これだけです。
- 何のためにブログを書くのか
- 何を大事にするのか
- 誰に向けて書くのか
- このブログの価値がどこから出るのか
最後の1つが、この記事の話に関わります。このブログの価値は、自分の知識や考え、経験とのかけ合わせから出ると決めています。私はこれを、記事を書くときには先に自分の行動があったものをベースにするという形で使っています。
作成手順のファイルは、方針書とは別に置いています。記事を書く前に何を調べるか、どういう順番で進めるかなど、記事を作るときの具体的な手順や決め事を書いています。
分けているのは、変える頻度が違うからです。 手順は、やりながら何度も直しています。方針書も、必要があれば変えます。ただ、手順ほど何度も書き換えるものではありません。
この方針書が実際に効いたのは、ブログの成果が出ずに、AIへ相談したときでした。
きっかけはブログの伸び悩みの相談から
記事を増やせば読まれるようになると思っていました。でも、本数が増えても、検索から人が入ってくる感じは変わりませんでした。
書く手を抜いたつもりはありません。1本ずつ、読んでくれる人のことを考えて書いてきました。それでも結果が変わらないので、記事の中身以外に原因があるように思えてきました。
疑ったのは、自分で決めたこと全部です。 ブログを始めるときに決めた方針も、記事を作る手順も、どちらも自分で組み立てたものだからです。
今のやり方で合っているのか。そう思って、原因を調べるためにAIへ相談しました。
返ってきたのは、ブログのやり方としては王道の提案だった
相談して返ってきたのは、ブログのやり方としては王道の提案でした。
提案は2つありました。1つ目は、記事を書く前に、そのテーマが月にどれくらい検索されているかを調べること。2つ目は、検索されている言葉を先に仕入れて、そこから書く記事を決めることです。
1つ目は採用しました。今も、記事を書く前に検索されている数を調べています。
2つ目は結果的に採用していません。
ただ、AIが提案してきた内容が私の方針に合わないと、すぐに判断できたわけではありませんでした。手順を変える形で提案されており、方針に関わる話だとすぐにリンクできず、何か引っかかりがあるけれど、その正体が分からずにいました。
方針書と並べて、初めて「違う」と分かった
引っかかりの正体を確かめるために、方針書を開いて、AIの提案と並べました。
このブログの価値は自分の知識や考え、経験とのかけ合わせから出る、と書いてありました。 私の場合、検索されている言葉から先に記事を決めると、自分の知識や経験ではなく、検索されている数がネタの起点になります。
ここで自問しました。検索されている数が多いキーワードからネタを決めるやり方は、ブログ運営としては合っていると思います。それで結果を出している人もたくさんいるので、やり方そのものを否定するつもりはありません。 成果が出ていないのだから、方針を変えるという選択も当然ありました。
ただ、そのやり方では自分が記事を書けないことを、前に一度経験しています。AIに提案してもらったネタで記事を書こうとして、書けませんでした(AIに提案してもらったブログネタが書けなかった話|書けるネタには自分なりの根拠が必要だった)。テーマとしては悪くないのに、自分で手を動かした記憶がないので、書ける中身が出てきませんでした。
自分の経験をベースにするという記事の作り方は、この一件で自分に合っていると確かめられています。自問した結果、変えないことにしました。 だから提案は採用しませんでした。
そのあと、決めた内容を作成手順のファイルにも書き足しました。検索されている言葉から記事を決める方式は採用しない、と一行だけです。
私は方針書を含め、ブログ運営の決め事をObsidianで管理していて、AIにも情報として渡しています(AIに覚えさせるより、自分の”第二の脳”に置くことにした|Obsidianで残すAIとの壁打ち)。ただ今回については、渡してあるファイルをもとにAIが気づいたのではなく、私自身の引っかかりからたどり着きました。
方針書として残していたから、踏み外さずに済みました。その一方で、AIに任せっぱなしではダメだということも、同時に分かりました。
AIに方針書を渡しても、気づいてくれるとは限らない
私はAIに方針書を渡しています。それでも、今回のように方針とのズレに気づかないまま提案されることがありました。
この記事のネタを決めているときにも、同じことが起きました。書こうとしていたテーマが月にどれくらい検索されているかを調べたら、ほとんどありませんでした。検索されている数が少ないことを見たAIから、もっと検索されているテーマに変えましょう、と提案がありました。
提案の形は、やはり手順の話です。検索されている数を調べたのは、私が採用した手順そのものです。分かれ目は、その数を理由にネタを変えるかどうかで、こちらは方針の話でした。
だから、このときも自分で自問しました。結果は1回目と同じで、ネタは変えていません。違ったのは、気づくまでの早さだけです。1回目は引っかかりの正体が分からないところから始まりました。このときは、手順のファイルに書き足しておいた一行があったので、その場で気づけました。
AIに方針書を渡しているだけでは、方針とのズレに必ず気づいてくれるわけではありません。 同じ形の提案はこの先も来ると思っているので、そのたびに、方針を変えるかどうかを自分で決めることになります。
まとめ
方針を決めるのは自分です。おかしいと気づくのも自分です。でも、その気づきを「確かにそうだ」に変えるには、自分で決めたことを残しておく必要があります。
- ブログを始めるときに決めた方針は、方針書として書き留めています。 記事の作成手順は、これとは別のファイルです
- AIの提案は2つ。書く前に検索されている数を調べる手順は採用して、今も使っています。 検索されているキーワードから記事を決めるやり方だけを採用しませんでした
- 採用しなかったのは、提案が間違っていたからではありません。 成果が出ていないのだから方針を変える選択もありましたが、自問した結果、変えないことにしました
- 変えなかったのは、そのやり方では自分が記事を書けないと分かっていたからです。 必要があれば、方針は変えるつもりでいます
- 引っかかりの正体は、方針書と並べて初めて分かりました。 方針書を渡してあったAIが気づいたのではなく、自分の引っかかりからたどり着きました
- 決めた内容は、作成手順のファイルにも書き足しました。 そのおかげで、2回目は同じ提案にその場で気づけました
- AIに方針書を渡しているだけでは、方針とのズレに必ず気づいてくれるわけではありません。 同じ形の提案はまた来るので、そのたびに自分で決めることになります
同じように、AIの提案で自分の決めたことが揺らいだという方がいたら、相談する前に自分が何を決めたかを書き留めておくところから試してみてください。
迷ったら突き合わせる
決めるのはいつも自分です。
