こんにちは、のた(@Nor21011)です。
Claudeを使っていると、サイドバーに「プロジェクト」という項目があるのに気づきます。なんとなく便利そうだけど、実際どう使えばいいのかはよくわからない。私も最初はそうでした。
調べてみても「プロジェクトとは」という機能の説明は出てくるのに、「で、結局どう使うのが正解なの?」という肝心なところは、なかなか見当たりません。
そこでこの記事では、私自身がプロジェクトをどう使っているかをそのまま公開します。結論を先に言うと、私はプロジェクトを「ブログ制作用」の1個だけしか作っていません。この記事は使いこなしテクニックを教えるものではなく、「私はこう割り切って回しています」という運用の共有です。
プロジェクト機能とは?30秒でわかる基本
まず、そもそもプロジェクトが何なのかを簡単に押さえておきます。
プロジェクトは、ひとことで言うと「チャットや情報をテーマごとにまとめておく入れ物」です。普段のチャットは1回ごとに独立していて、新しいチャットを始めると前の会話の内容は基本的に引き継がれません。
Claudeには、プロジェクトごとに資料やメモを追加しておける場所があります。公式には「プロジェクトナレッジ」と呼ばれるものですが、ここではざっくり「そのプロジェクト用にClaudeへ渡しておく情報」と考えてください。
ただし、同じプロジェクト内の新しいチャットに、過去チャットの内容がそのまま自動で引き継がれるわけではありません。
プロジェクトに入れておいた資料やメモを前提に話したり、過去のやりとりをあとから探して振り返ったりしやすくなる。そんな「テーマごとの作業場」と考えるとわかりやすいです。
なお、プロジェクト機能は無料プランでも使えます。ただし、無料プランでは作成できるプロジェクト数に上限があります。課金しないと触れない機能ではないので、気になったらすぐ試せます。プランごとの違いそのものが気になる方は、別記事「Claude無料・Pro・Maxの違いを比較」で比較しているのでそちらもどうぞ。
この記事で扱うのは、Claude.aiのチャット画面にあるプロジェクト機能です。
私のプロジェクトは「ブログ制作用」1個だけ
機能の説明はこのくらいにして、私が実際にどう使っているかを書きます。
私が作っているプロジェクトは、たった1個です。「ブログ制作用」のプロジェクトが1つあるだけ。ブログに関するチャットは、ネタ出しでも構成の相談でも文章の推敲でも、とにかく全部このプロジェクトの中に放り込んでいます。
私は基本的にClaudeをプライベートな用途では使いません。ただ、たまにブログとは関係のない話をしたくなったときや、ブログの知識と混ぜたくない話をしたいときは、あえてプロジェクトの外で単発のチャットをします。
つまり、「ブログのことは全部プロジェクトの中/それ以外は外」という単純な線引きです。プロジェクトをいくつも作って使い分ける、みたいなことはしていません。なぜ1個で済ませているのか。ここには、はっきりした理由があります。
なぜ1個に集約するのか
理由はシンプルで、ブログ関連のやりとりを1箇所に集めておくと、あとから過去の話を探したり、振り返ったりしやすいからです。
私はブログを、Claudeと一緒に作っています。ネタを一緒に考えて、構成を相談して、文章を練る。その過程で交わした議論や、そのとき出した結論が、プロジェクトの中にどんどん溜まっていきます。
そして、この溜まった履歴が効いてきます。「過去に似たような話をしたな」「これ前に調べてもらった気がする」「前にこういう方針で決めたよね?」という、自分でも輪郭がぼんやりした記憶。そういう曖昧な状態でも、関連するやりとりを1箇所に集めていると、あとから探して振り返りやすくなります。
ただ、これはあくまで情報を1箇所に集めているからできることです。もし話題ごとにプロジェクトを分けたり、単発のチャットで散らばらせていたりしたら、自分でもどこに何を話したか分かりにくくなります。過去の蓄積を資産として使うには、まず1箇所に集めておく必要がある。
だから私は、あえて1個に集約しています。「1個しか作らない」というと消極的な選び方に聞こえるかもしれませんが、実際は逆で、この「過去を振り返りやすくなる」というプロジェクトの一番おいしい部分を最大限に活かすための、積極的な選択です。
実際に助かった場面を2つ
抽象的な話だけだと伝わりにくいので、集約していて実際に助かった場面を2つ紹介します。
1つ目は、WordPressのプラグイン選びです。私がブログを始めたとき、どのプラグインを入れるかをClaudeに相談しながら決めて、導入まで一緒に進めました。それからしばらく経って、いくつかプラグインを追加したあと、ふと分からなくなったんです。最初にClaudeのおすすめで入れたのはどれで、自分の判断で入れたのはどれだったか。それをそのままClaudeに「覚えている?」と聞いたら、当時のやりとりをちゃんと辿って答えてくれました。過去の自分の意思決定を、思い出させてもらった形です。
2つ目は、記事同士の一貫性チェックです。ある記事を作り込んでいるときに、過去に別の記事で似たようなテーマを扱っていたことを思い出しました。そこで、そのときの結論と、今書いている記事の結論や考え方がズレていないかを確認したくなった。これも過去の履歴を辿ってもらって、照らし合わせました。記事の本数が増えてくると、昔の自分が何を言っていたかを全部は覚えていられません。過去の議論とつなげて確認できるのは、集約しているからこその使い方だと感じています。
どちらも派手なテクニックではありません。でも、こういう地味な「あれ、どうだったっけ」を拾ってもらえるのが、日々ブログを続けるうえで地味に効いてきます。
ただし「なんでも1個」ではない
ここまで「1個に集約するといい」と書いてきましたが、なんでもかんでも1個に詰め込めばいい、という話ではありません。
集約が効くのは、あくまで「関連する情報」だからです。私の場合はブログ制作という1つのテーマで一貫しているので、全部まとめておく意味があります。
でも、もし全く性質の違うことを同時にやっているなら、話は変わります。たとえばブログをやりながら、別でWebアプリを作っていて、さらにデザインの仕事もしている。どれもClaudeを使うけれど、中身はまったく別物。こういうときは、無理に1個にまとめないほうがいいと思います。関係のない情報が混ざると、かえって探しにくくなるからです。
判断の基準は1つだけです。関連する情報なら1つにまとめる。関係のないものは混ぜない。これだけです。自分がClaudeとどんなことをやっているかを思い浮かべて、「これは同じ入れ物でいいか、分けるべきか」を考えてみてください。
まとめ
プロジェクト機能の使い方として私がやっているのは、「関連する情報を1つに集める」ただそれだけです。
でも、それだけでプロジェクトは、過去のやりとりを一緒に振り返れる相棒に近づきます。曖昧な記憶をぶつけても、当時の話を探す手がかりになる。地味ですが、続けるほど効いてくる使い方です。
もしプロジェクトをまだ持て余しているなら、まずは自分のテーマを1つ決めて、それに関することを全部そこに入れてみるところから始めてみてください。使い分けを考えるのは、そのあとで十分です。
Claudeをこれから触る方は、先に「Claude.aiの始め方」を読んでみてください。ブログ運営でClaudeをどう使っているかに興味がある方は、「Notion×Claudeでブログのネタ管理」もあわせてどうぞ。
無関係なものは混ぜない
プロジェクトは一緒に振り返れる相棒に近づきます。
